2011年02月21日

◆ポジティブ状態を作り出す。

先日、


相談にきた相手を「肯定的な状態に導く」ことが

心の健康を回復するのに効果的だ


ということを書きました。

http://ameblo.jp/orangetheray/entry-10771861319.html



そして、じゃぁ、そのために


何を心がけるといいか。というのが今日の記事です。



いくつか記事を書いたのですが、


記事を読むと、とてもテクニック臭ぷんぷんで、


そのまま実行されたら、絶対に失敗する(^_^;)


と感じたので、削除しました。



やはり、

【心構え】が、なによりも大事だということを感じています。



相談者を肯定的な状態に導くためには、


相談者を肯定的にみるスキル 


が必要になってきます。



相談者が、


クライアントでも、

友人でも、

家族でも、

恋人でも、


そうです。




例えば、友人がこんなことで悩んで

相談に来たとします。



「A子のことなんだけれど、一人暮らしでさみしいからか分からないけれど、


毎晩電話してくるのよね。


最初は私も熱心に聴いているんだけれど、


共通の友達の悪口ばっかり聞いていると、


だんだんイライラしてきて最後はいい加減に聴き方になっているのかもしれない。


それで、A子が怒りだして、なんか不愉快な感じで、電話が終わるの。


なんか私だけ損している感じがするけど、


関係を壊したくないし、仕方ないかとも思っているけど。


どうたらいいんだろう。。。。」




さて、このなかに、お友達の良いところ、いくつ見つけられましたか?


正確に言うと、


良いところ というよりも、


「良い」解釈ができる ところ と言ったほうが正しいかもしれません。




いくつか挙げてみます。


「一人暮らしでさびしいからか」

相手の心のあり方をさっすることができる



「毎晩電話してくる」

・友達にたよりにされている



「熱心に聴いている」

・友達の役に立ちたいと思っている



「不愉快な感じ」

・自分の感情を感じている、察している、付き合っている



「関係を壊したくない」

・友人関係を大事にしている




いかがでしょうか。


今は、ポジティブのその方の発言を解釈してみました。




次にネガティブに解釈してみます。

これ、けっこう心理学では良くされていることです。


ポジティブ解釈 :P

ネガティブ解釈 :N




「一人暮らしでさびしいからか」

P:相手の心のあり方をさっすることができる


N:思いこみが激しい



「毎晩電話してくる」

P:友達にたよりにされている


N:友達に良いように使われているだけ



「熱心に聴いている」

P:友達の役に立ちたいと思っている


N:ふり?

N:良い人と思われたいのでは



「不愉快な感じ」

P:自分の感情を感じている、察している、付き合っている


N:結局は嫌だと感じている



「関係を壊したくない」

P:友人関係を大事にしている


N:自分の方が依存しているのでは




いかがでしょうか。


笑えるでしょ~


同じ事を言っても、


こうもとらえ方を違えて聴くこともできるわけです。




そして、実は、相談者自身が

ネガティブに解釈して、

問題解決のエネルギーがなくなっていることがほとんどです。


気づいている人、気づいていない人もいます。




また、

「どっちが正しいの?」

という疑問をもたれる方もいるかもしれません。




それは、


どちらが正しいか、わかりません。


どちらも合っていて、 ただ良言い方が違うだけ


な気がします。




大事なことは、


どちらにもとらえることができる。


ポジティブ、ネガティブ の両方のとらえ方がある。


両方を知る。


ことを前提に聴く


ということです。




ではなぜ、


先ほど「肯定的にみるスキルが必要」といったのか。



それは、

ほとんどの相談事 というのは、ネガティブなことです。


そのネガティブな相談事を聴いていると、


ネガティブな解釈は、


何もしなくても

自然にできてしまうのです。


悲しいことに。笑




ただ、その片方だけみるのは、


ネガティブワールドに相談を受ける側も巻き込まれて


二人でおぼれる可能性があるので、


ポジティブにとらえるスキルが必要になってくるのです。


そしたら、


両方の側面から、クライアントさんをとらえることができます。




少なくとも、


相談を受ける側がポジティブな状態でいることが、


ネガティブな状態な方を ポジティブな状態に導く 


大前提になります。




そして、

実は、 何もしなくても、


相談を受ける側が、

ポジティブな状態で、お話を聞けていれば、


相談者をポジティブな状態に導くことができます。笑


ほんと、不思議なことですが。




相談を受ける側が、


ポジティブな側面を見つけたら、


後は聞いてていくだけです。




・普段から、友達の相談に乗ったりすることが多いの?

・頼られることが多い?

・相手の立場を理解すること多い?

・良く怒りをぶつけられてしまう?どうしてあなたにはぶつけやすんだろうね?



そんなスタンスで接していると、


質問に答えながら

相談者は、なんだか自分のポジティブな部分に目が

向いてくるわけですよ。



強制されて、ではなく、

自分で気づいていく感じです。



もちろん、激しくネガティブ状態にとどまろうとする方もいらっしゃいます。


だから、


すぐに、こちらが質問して、

応えて

気づいてぽーん


って感じではありません。




相談を受ける側と、


相談者の間にポジティブな状態が発生して、


相談者がポジティブな状態になると、


相談者が自分自身に対してもポジティブにとらえられるようになり、


余裕が出てくると、

他人に対してもポジティブにとらえることができるようになってきます。


そんな 環境作りです。


そんな 関係作りです。





ポジティブ状態は伝染します。


いますよね、その人のそばにいるだけで元気になれる人。


こんな自分でも、ま、なんか悪くないかも。って思える人。





ネガティブ状態も伝染します。


自分がネガティブ状態の時には、あまり人に合わないほうが良いでしょう。笑


巻き込まれやすいですし、

巻きこみやすいものです。




自分をポジティブ状態にして、

人に良い伝染を起こすことは

十分に可能です。


すると、問題解決に対して、

エネルギーが流れやすくなるのを実感しています。




【参考図書 セラピスト誕生 東豊】


◎ 3月3・4・5・6日沖縄にてオレンジ出張セッション決定!  

場所:うるま市 IN 沖縄 

●オレンジの心理カウンセリング
●キネシオロジー体験
●セルフセラピーカード
●レイキヒーリング
など

興味がある方、この機会にぜひおこしくださいませ。

3日、4日、5日のご都合のよい時間帯を
第三希望まで上げていただき、
ご連絡くださいませ。
http://www.orange810.com/yoyaku/000077.html

0412_thumb11 キネシオロジー&心理セラピーのメニュー・内容

0412_thumb11 キネシオロジー&心理セラピー申込みフォーム

0412_thumb11 「心と上手にお付き合い」無料メールマガジン

0412_thumb11 予約・空き状況

042f_thumb1 メンタルサポート オレンジ物語






>>最新画像の一覧を見る>>ブログの記事一覧を見る 【Orange利佳 発行の 無料レポートです♪】
心 レポートレイキ レポート

同じカテゴリー(■ 心理療法・カウンセリング)の記事
問題が解決するとき
問題が解決するとき(2011-02-20 12:00)


Posted by 利佳@まるいはこ at 12:00│Comments(0)■ 心理療法・カウンセリング
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。